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大地の記録紹介 過去のページ(2003年12月) ・

 
 

“国内の農家から無登録農薬の使用が発覚!”や“中国産野菜から残留農薬を検出!”等のスキャンダルが起こった昨年(2002年)からはや1年が経ちました その間弊社を含め、国内外の農業に携わる方の努力により、“トレサビレティーシステム”や“個体表示問題”にもかなりの進歩が見られたのではないかと思います。  弊社の“生産者から消費者へ信頼できる情報の公開”「大地の記録」も、この冬で取り組みから1年半を経て、生産履歴表示ということに対しての認知も高まったと考えております。  しかし消費者の不安はまだまだ払拭された訳ではなく、一部では残留農薬問題や食品添加物の問題を含めて、まだまだ安心しきれていないのではないかと思います。  弊社取扱の輸入野菜に関しても、まだまだ敬遠されることが多く、もっと努力や進歩を宣伝しなければならないと痛感しております。
                                     2003年12月
 
1.圃場(畑)
 中国においては完全計画生産に移行し、弊社と産地との間で前年から計画をし、栽培責任者を各産地で定義し実行しています。同じくタ
イ国、韓国においても、生産計画を元に栽培し、我々の業者間では評価を得ました。
2.使用農薬
 輸入野菜である以上,国内の登録農薬のみを使用することはできませんが、日本の厚生省の定める食品衛生法に基づき、 各作物の残留基準値のある剤(農薬)のみ使用することと産地側と協議・設定しました。又保管・使用の際は従来の農家個人に委託せず、 弊社と産地業者
間で定めた人物で専門チームを作らせ、彼ら以外には触れさせないこととしました。
 原則として使用する農薬の登録は各国で登録のある剤としています。過去の違反事例は皆無であります。

3.加工場(選果場)

 各産地の加工場はHACCP認証(一部取得)GMP認証になっており
今後は全加工場が世界的に認知された認証を持つ事とします。
4.輸入後
 各検査機関のご協力も得て、検査費自体のコストダウンもあり毎月2回定期で行なっ
ており、約100項目の農薬検査を実施しています。 又その結果もPTD方式でHPにて公表しております。
5.表示
 弊社の『大地の記録』の検索Noを各商品に表示し、誰もが生産工程も見ることができるシステムを遂行しました。


我々を含めた業者の努力により,又国政の意見交換などで輸入野菜に関しては着実に安心・安全に向けてステップアップしています。 ただ残念なことに中には,このレベルに至っていない輸入者が相当数あり、本当の意味での改革にはなっておりません。 これについては、日本を含め輸出国において今後かなり厳しい検査項目を追加することにより、より限定された農産物だけが輸入される仕組みになるものと願っています。


 まず輸入農産物の安心感を取り戻さなければなりません。どうしても国産の野菜でないとという方には理解できないとは思いますが、価格面、労働面の変化に対応してゆくには、輸入野菜は不可欠であると確信します。
 日本では国内生産者の高齢化だけが進み、現在国内を含め野菜の単価は20年前と比べて上がっていません。逆に下がっているくらいです。 丁寧に小さくCUTされた安価な野菜が大量にあり、従来では腐敗したり、廃棄したロスが全くなくなり、惣菜等の充実もあり、一人あたりの 野菜購買量は確実に減っています。又外食施設の充実、営業時間の延長等により簡単に購買、摂取できる時代にあります。台風等の天災もここ最近はあまりなく、この先ますますの価格追及がなされることでしょう。その際安くて安心できる農産物を市場がもとめることは明白であります。
 先日、欧州の現状を視察に行きました。日本同様95年にBSE騒動が勃発して以来、有志ある数社が改革に乗り出し、 たった2-3年で成功を収めております。日本も単純に同じ改革はできませんが、数社の輸入者だけでもこのあとに起こりえる問題を早期解決し 商品レベルの向上・安定をし続けて行きたいと思います。

●栽培履歴検索システム「大地の記録」
 現状各量販店様や、企業の中にも、店頭に端末機械を入れて、たとえば今手にした野菜や肉などがどのよう
な経緯(履歴)をたどってきたかを検索するシステムを作りつつあります。しかしこれではお店でしか見ることができず、端末の機械も限りある為、なかなかみなさまが納得する形ではないと思います。
 
通常の作物(野菜)が各お店で販売されるまでには様々な経路をたどってきまして、種をまく前の土作りから、播種(種まき)、成長途中での、肥料の追加(追肥)、農薬の散布(防除)、収穫、輸送、最後に店頭と、この各場面において、6桁の管理番号体系の下にデータを残す(写真とコメントの履歴)、又そのデータをお手元のコンピューターで見ることができるよう各野菜のパックなどに従来のバーコードと同じように管理番号(アルファベット6桁)を表記するのがこの”栽培履歴検索システム”です。
 育成履歴が画像と文字で蓄積されておりますので、それを消費者のみなさんがホームページで確認していただけることができるようになっています。例えば、弊社取扱いの中国産白ねぎをお買い求めいただくと、束の部分にシールがあり、簡単な説明と6桁のアルファベット(管理番号)が記入されています。その管理番号をこのホームページ内の”大地の記録検索No”のところに入力していただくと、順次この白ねぎがいつどこで、どのような状況のもと、どのような管理をして育ってきたかを写真とコメントをもって説明されるという内容となっています。これにより、今まで十分に公表されていないため不安要素であった育成の履歴を簡単に見ることができます。当サイトではこの一連のシステムを「大地の記録」システムと名付けております。
 このサイトには、他に、作物を栽培している生産者の紹介や料理レシピのページなどもあり、ぜひ定期的にご覧いただきたいと考えています。

 我々は単に今現状の世間の風潮を考えこのシステムに取り組むのではなく、日本及び、生産していただく各諸外国のみなさまにも、大地(土)のことを考えていただき、農薬を削減したり、化学肥料の使用を抑えたり、後世に渡って、より安全な食生活をしていくために、又今よりも良い条件の大地(土)を残せるように取り組んでゆくつもりであります。